大事な人、大事な自分に、お花に水をあげるように優しく丁寧に言葉がけをしてあげてねという話を聞きました。
心を込めて、優しい気持ちで、綺麗な花を咲かせてくれてありがとうと。
そのように心がけてみました。
夫にです。
うちの夫は、となりのトトロに出てくる男の子のようです。
実際の気持ちと違って、発する言葉は少し素直ではありません。
しかし仕事の後に疲れていても、食事のための買い物をしたり、庭の手入れのための道具を買いに行ったりします。
母のことなど頭がいっぱいによくなっていた私には、本当にありがたいです。
今日も、猫の額ほどですが、庭の畑に、小松菜を取りに行ってくれました。
「本当にありがとう。すごく助かります!」と、笑顔で優しい声で、お花に水を上げるように言ってみました。
返答は、「うんうん、そうか」とまんざらでもなさそう。
いつもお礼は言っているつもりですが、自分ながら今日みたいに優しい声でいってはいなかったと感じました。
また、大事な人だけでなく、大事な自分にも、お花に水をあげるように優しく声をかけることも忘れないようにしなきゃ。
このことを考えるだけでも、とてもうれしいです。
何か、今まで勘違いをしていたかもしれません。
挨拶は、ありがとうの感謝の言葉も含めて、明るく元気に言わなくてはいけないと思い込んでいました。
それが、素の自分であるなら、違和感はないと思います。
私は、元気を振りまく!明るい女性!でなければいけないと思っていました。
お花に水を上げるときが、素の自分なのかもしれません。
明るく元気な女性、女の子、というのに、ずっと憬れていたから、そうならないといけないと勝手に解釈していたのかもしれません。
私は優しく、いつくしむように、お花に水をあげます。
そのように、私自身や大事な家族、大事な関わりのある人たちに、声掛けをしていきたいと思いました。
私自身に、お花に水をあげるように声掛け。
なんて言おう。
「今日も一日、お母さんに、家族に、大事な言葉をかけたね。
運動も続けていて、がんばっているね。応援しています。
明日もきっといい日ですよ。
ゆっくり寝てね。
今日も、本当にお疲れ様です。」