
楽しいという言葉は、あまりにも力が入っていなくて、私はずっと、軽く考えていました。
大切な言葉とは、思えませんでした。
自己基盤について自分を整える勉強を少しずつしています。
そうしたら、「楽しい」という感覚は、とても大事なことだと実感できるようになってきました。
楽しい。
楽しい。
楽しい。
前は、その場限りの少しうそっぽい言葉のようにも感じていました。
退廃的な感じもするし、不真面目な気もするし。
楽しくない人生は、基本的に意味がない。
※毎日ご機嫌で暮らしている人の前では、業績とか財産とか、これまで自分にすがってきたものが、本当に色あせて感じられるものです。
「今日を楽しむための100の言葉」伊藤守著
これまで、自分がすがってきたもの、私にとっては、大事なものでした。
過去の業績(実はこれも何もなかった(笑))、財産(自分で築いてきた物はほとんどなし、人との関係はあります!)、
すがってきた物。
『すがる』、というキーワードは、心にささります。
「楽しい」の逆ワードは、実は「すがる」なのかもしれません。
確かに、楽しくご機嫌に暮らしている人たちは、何にもすがっている感じはしません。
物にも、人にも、過去の業績にも。
軽やかです。
どの方も。
笑顔が似合うし。
今のこの時間を楽しんでいる。
今のこの時間に幸せを感じている。
世界旅行にいったら楽しいのでしょうか。
家族がたくさん近くにいたら楽しいのでしょうか。
高い服をたくさんもっていいたら、楽しいのでしょうか。
友達が多かったら楽しいのでしょうか。
それらを満たしている中で、楽しい人もいれば、そうでない人もいそうです。
やはり、そこに、何かにすがっている人は本当に楽しめないのかもしれません。
つまり、何も、すがらず、軽やかに生きている人は、楽しみに満ち溢れ、ご機嫌な生活を送ることができるのでしょう。
さて、私は、すがるのを一つやめるところから、スタートします。
まず、人。
人を信じるけれど、すがることはしません。
軽やかに。
楽しいは、軽やかなんですね。