('config', 'G-NXSD1CDYZL'); ('config', 'UA-196066762-1');
コーチング

あーやっちゃった! そんな時

「人と会う予定をしていたのに、ついその計画を忘れてしまった」

こんな時、何て自分が雑なことをしたのか、忘れっぽいのか、なんて、自分を責めてただ落ち込んでしまうことはありませんか。

「ごめんなさい。次から気を付けます。」と言います。

多分しばらくは大丈夫でしょう。

相手に迷惑をかけたこと。

その失敗のために、段取りをもう一度見直して、計画を立て直すということをしたのですから。

また、同じ失敗を繰り返さないために、また、自分を責めるようなことをしないために、できることを考えます。

ここで、『勝間式 生き方の知見』勝間和代著では、問題解決のためにこのように考えていくとよいと、書かれています。

①定義をする

こうすると的確に問題を解決できるだろう、というものを考えます。

②解決法を考える

情報収集をして、最も確からしい仮設をたてます。

③検証する

一つずつ実践して検証していきます。

この3つを繰り返して、最適な解決策を見つけるのです。

「人と会う予定をしていたのに、ついその計画を忘れてしまった」 の解決策を見つけようと思います。

①定義

私は、大事な約束を忘れないように、その予定を何らかの方法で事前に自分に思い出させるツールや方法が必要、と定義します。

②仮説

・グーグルカレンダーのリマインダーをセットする 、それも前日、1時間前、30分前の3回

・手書きのスケジュール帳も併用して、予定を朝に確認する。

・寝不足で思考が鈍っているかもしれないので、毎日睡眠をしっかりとるようにする。

・前日の夜も、次の日のスケジュールを確認する。

など。

この仮説の数は、3個だと少ないそうで、5個だと合格点。

10個あると十分なんだそうです。

この時点で、足りないです。

・スマホでTimeTreeというアプリで管理、スマートウォッチに連携させる

・周りの人とスケジュールを共有しておく。

これで6個です。

③検証

これを効果がありそうなものから試すのですが、根拠も分からないものも試していくことがいいそうです。

その仮説が間違っていたら、その反対の方向へ進めばいいのです。

試行錯誤しながら、すすめる。

失敗しないと解決策がみつからない、失敗に基づく消去法というのが、安心感があります。

失敗が前提、って本当にハードルが下がります。

そして、ここで注意点が3つあります。

1 問題の予兆を感じたら、放置することで問題が大きくなるので、できるだけ早く着手する。放棄すると現状認識がゆがむ。

2 問題の解決を急がない。解決するには、問題に至った年数の3分の1から半分は時間がかかる。

3 一つの問題だけに集中すると、他の問題が見えなくなってしまうので、メモしておいて一旦気持ちから忘れるようにする。

自分がダメだとか、忙しいからなど、理由を漠然としたものにして、問題自体、なかったものにするようなことがあります。

考えるのもおっくうになりがちなことも多いですが、この問題解決の方法は分かりやすくて、なんといっても、失敗上等なのですから、すぐにやりませんか。

私も今からやってみます。

自分の保身ではなく、その仕事自体がすんなり回っていくように対処することが先です。

その仕事はあなたのミスのあと、リカバリーされていますか。

そんな時、

できていなかった自分を認める。

次に、その時の仕事が回っていくように進める。失敗した自分は置いておく。

次回、同じ失敗をしないように、仕組みづくりをする。