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コーチング

聞くことは 相手のことを認めること

今、心の対話25のルールを呼んでいます。

人の話を最初から最後まで聞く。

それは、その人の話の内容と、その人自体の存在の両方を認めることになるのです。

家族など身近な人の場合、余計に.自分にとってあまり聞きたくない内容の場合があります。

例えば、「予想以上にお金がかかりそう。」

「こちらが期待している進路とは違う方向へ、進もうとしている。」

「身近でいえば、自分の好きでない方、旅行先とか外食の種類など。」

そういう話題のとき、聞きたくないなと思ってしまうのかもしれません。

そう、自分の聞きたい内容なら、手を止めてでもすぐに聞きたい。

自分の思う内容でないなら、今忙しいし、忙しくなくても、あと回しにしたい。

そのように分析してみると、相手の話が、あくまでも自分にとって○な話か、×な話か。

それで聞きたいか聞きたくないかを、感じてしまうのかもしれません。

自分にとって都合のいい話かどうかで、話が聞けなくなってしまうと、結果的に大切なものを傷つけてしまうということになってしまいます。

代償が大きいなと感じます。

「話をきいてもらえなかった」というのは、話、単体のことだけではなくて、その人の存在まで「認めてないよ」、と言っていることと同じになってしまうから。

ここで、「本人に伝えたい大事なこと」があるとします。

特に失敗をたくさん経験してきた大人から子供へ、その話を伝えたい、それは大事なことです。

そのためには、なくてはならないものがあります。

それは、信頼感。

こちらに対しての信頼感を感じてもらわないと、せっかくの大事な情報も受け止めてもらえなくなります。

「話をきいてもらえない」、「存在も認めてもらってると感じない」、そういう人に信頼感はなかなか持てないのだと思います。

だから、せっかくいい情報なのに、その人からの情報は、残念ながら耳にはいらないのではないでしょうか。

話を聞く、聞かないを軽く見がちのように感じました。

もったいないです。

お金もかからないし、本当は、時間も思うよりはかからない、そんな手段で、コミュニケーションがびっくりするくらいよくなっていくのです。

今、気づいたところから、スタートしてみてください。

大丈夫。

今からでも、関係は築き直せます。

相手は、あなたからずっと話を聞いてもらいたいって思ってくれてます。

まず、あなたから、ただ、最初から最後まで話を聞き切ることをし始めてください。

相手への責任をとろうと思わなくてもいいです。

何か解決をするためにいい考えを言わないと、なんて考えなくても大丈夫です。

ただ、ずっと寄り添ってその話を聞くことだけしてみてください。

「辛かったんだね。」

「それがずっとほしかったんだね。」

「そこへいきたかったんだね。」

(そのほしいものは高いな)、(そんなところへは危なくて行かせられない)

そんな自分の意見は置いておいて、ただただ相手が語る世界を一緒に見てください。

全部全部聞き切ったら、そのあと、こちらの情報や伝えたいことを話せば必ずきいてくれます。

従うかどうかは、本人がきめることですが。

お願いはできると思います。