![](https://i0.wp.com/www.precious-kii.com/wp-content/uploads/2021/04/roses-2840765_1280.jpg?resize=1024%2C805&ssl=1)
うちの子は3人、もうすでに一番下の三女も成人しました。
将来、幸せになってほしい。
そのために、今、大事なのは子離れだと思います。。
子育て、子離れを考えていくうちに、考えたことがあります。
経済的な考えをベースに子育てができていくのではと。
- 私の子ども時代 無駄な出費をしたくない気持ちができる
- 長女…高校生…必要経費を全部まとめて渡し、管理させる
- 成人したら多くは援助をしない
私の子ども時代 無駄な出費をしたくない気持ちができる
![](https://i0.wp.com/www.precious-kii.com/wp-content/uploads/2021/04/robert-collins-tvc5imO5pXk-unsplash.jpg?resize=1024%2C709&ssl=1)
子ども時代、もう50年くらい前だから時代といえば時代です。
うちは、裕福な家では全くなかったです。
父は家計を助けるために、働きながら定時制高校に通いました。
結婚してから、独学で一級建築士の資格をとりました。
真面目で家族のためにひたすら働きました。
母は、三人の子を育てながら、洋裁の内職で家計を助けていました。
そんな中ですから、裕福でなくても悲壮感はずっとなかったです。
無駄な出費をしない、という感覚をこの時代に身に着けることができたのは、とてもラッキーでした!!
今考えると、おもしろいのは、小学校で募集されていた小6のときのジュニアスキー。
行かせてもらえたこと自体がありがたいことでした。
ただ、その時のスキーウエアが、母のお下がりのなんと真っ黒のウエア!
母の独身時代のものだったようです。
みんなピンクやら赤やらのウエアの中で、私だけたった一人、それもぶかぶかしている真っ黒なウエアでした。
私は、その状況でも、まったく平気な子でした。
今の私に教えたい。
すごく強いメンタル(笑)。
中3のときもありました。
デニム生地でできた細めのペンケース。
クラスの女の子が、嫌みでは全くないと思います。(嫌みと私がきづかなかっただけ?!(笑))
ちょっと地味目なそれを見て「これをつかってるの?」
と素直にお金がないのかな、かわいそうにみたいな感じで心配してくれました。
私は、言われても、全く気になりませんでした。
むしろ、コンパクトで無駄なく使っている気がして、そう言われて逆にちょっと自慢にも思いました!
父と母が、毎日、一生懸命無駄遣いをしないで、真面目に生きた、
そして、その結果、少しづつその努力が実を結んだ姿を一緒に見てきたことが、私の大きな財産です。
そして、その平気でいられるメンタルを育ててくれたことも。
子どもたち…高校生…必要経費を全部まとめて渡し、管理させる
![](https://i0.wp.com/www.precious-kii.com/wp-content/uploads/2021/04/book-2178586_1280.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
長女が高校生になったときですから、今から、15年ほど前です。
お小遣いについて、どのようにするか、とても考えました。
そして、決めたのが、自由に使えるお金も含めて、彼女に必要なものの経費をまとめて渡すこと。
大きな要因は、携帯電話の料金でした。
その頃は、二つ折りのガラケーが普通でした。
使ったパケ代は、そのまま自分の小遣いで精算する。
多く使ってしまったら、お小遣いが減る。
携帯電話の使い方を自分で考えてほしかったのです。
今は、スマホで定額が当たり前ですね。
そのかわり、今は、携帯電話会社を自分で考えるなど工夫できるのかもしれません。
小遣いには、本当の小遣いも含め、ほかに、交通費(塾へも通うので)、衣服費などが入ります
それらの一か月分でした。
そうすると、支払先が増えた分、中学校の時に渡していた小遣いの金額より、はるかに多いです。
そのお金を管理することで、娘は金銭感覚が鍛えられたのでは、と思います。
こちらも、一回一回、必要経費の精算をしなくてもいいというメリットもありました。
次女三女も、経費も含めた小遣い制度を続けました。
この制度は、工夫次第でお金を余らせることもできるし、ほかに自由に使うこともできる。
いい方法だと思いました。
成人したら多くは援助をしない
今、ここにいます。
![](https://i0.wp.com/www.precious-kii.com/wp-content/uploads/2021/04/sharon-mccutcheon-zi1GRsLym3s-unsplash.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
長女は結婚し、孫が産まれました。
堅実にやっているようです。
次女、三女も本当に自立のとき。
大学生のときからは、皆、小遣いは自分で稼ぐことになってます。
この先も、もし、多少こちらに余裕がでてくることがあったとしても、
子どもたちのために、多くの援助はしません!
私は、子どもたちと、楽しく会食したり、お祝いのプレゼントをしたり、みんなで旅行に行ったり、そういうお金の使い方をしたいと思います。