2017年12月に、私は、
「えっ、お母さん、どうしちゃったの?」
と感じることがありました。
私たち家族は、悩みながらも
- 地域の社会福祉協議会支援包括センターへ連絡を取る
- 認知症に対して患者とその家族に優しい医者に相談する
という行動をとりました。
地域の社会福祉協議会支援包括センターへ連絡を取る
私とはなぜか違い、ゴルフもテニスも得意!
とにかく運動神経が抜群の母は、手先も抜群に器用でした。
私の小さいころは、家計も厳しい状況でした。
オーダーメイドの服をあつらえる内職で、影で家計を支えた母でした。
また、真面目で厳格な父を支え、私を含め3人の娘を育てました。
そんな自慢の母でした。
私が甘えて頼んだ手作りのエプロンですが、得意のはずの布の裁断が、どうしたらよいか迷っているようすです。
型紙を大きく広げた布にうまく置くことができないのでした。
今までの母では考えられないことなので、見なかったことにしたかったです。
毎日の生活の中で、父も感じていたよう。
そこから、父と私たち姉妹は、社会福祉協議会へ相談するまで3カ月かかります。
社会福祉協議会の地域包括支援センターへは、私自身がボランティアグループの活動場所で週に一回かよっていました。
そのことで、相談に行くハードルが下がりました。
まず窓口で、認知症の疑いがあるので、今後どのようにしたらよいか教えてほしいと相談します。
すぐに、その支援包括センターのケアマネさんが、親切に私の話を聞いてくれました。
そこでまず、ケアマネさんから、医者で診察を受けることを勧められました。
また、その後の地域としての取り組み等も紹介がありました。
認知症についての判断をしてくださる医者は地域にもたくさんあることを知りました。、
その中で、認知症について詳しい評判のよいお医者さんを2件紹介してくださいました。
認知症に対して患者とその家族に優しい医者に相談する
母をみていただくお医者さんについて、家に帰り、とにかく調べ始めました。
最初のお医者さんは、同じ区にあります。
すでにホームページで調べ、その先生が出版している本をすでに購入していました。
よくわからないなりにも、目線が患者ファーストでないことはわかりました。
ご自分の業績が重視されているように感じ、違和感をもちました。
もう一方のお医者さんは、隣の区にあります。
車でいけば15分もかからないところでした。
実はこちらのお医者さんに今もずっとお世話になっています。
その院長先生の今までの歩まれた道も調べました。
認知症研究で日本でも1・2を争う研究所のある病院で働いてらっしゃいました。
また、この地域のなかでは、その研究所に関連のある大学病院でも仕事をされていました。
患者に優しく、その家族にも温かい、そういう素晴らしいお医者さんに出会うことができました!
感謝しかありません。
ホームページで調べることはできても、現職のケアマネさんからの紹介があるのとないとでは大きくちがいます。
まとめ
母についても、家族の私たちについても、親身になって考えてくださるお医者さんにおせわになることができています。
「認知症のご本人に、認知症であることを告げることは、デメリットしかないと考えています」
と母を除いた家族でお話を聞きに伺ったとき、先生が言われた言葉です。
お医者さんのなかでは、本人に認知症であることを告知するのが良いと、考えてらっしゃる方もいらっしゃいます。
お医者さんとの相性は、とても大事だと思います。
また、社会福祉協議会支援包括センターで、今後の母の取り組み等についての紹介もブログに綴ろうと思います。